小ロット低費用で永久的な表示、レーザー彫刻銘板のメリット

更新日:3月15日


銘板とは

銘板という言葉を聞いて、どのようなものを思い浮かべますか? 辞書を引くと銘を彫り込んだ金属などの板、と記載があり、名板、銘鈑、ネームプレート等も同義語として用いられる、とされています。 つまりは何かしらの「銘」、作者などの名前が刻まれた金属の板である、というのがそもそもの意味のようです。 現在では、表示用の銘板といえば金属だけでなくシール素材のものも銘板と呼ばれることもあり、こちらを思い浮かべる方もいらっしゃったのではないでしょうか。 工業の分野では、メーカー名やシリアルナンバー、製造固有番号、型番、警告、注意表記、資産管理表記などが記載される表示物が一般的に銘板と呼ばれており、工業製品であればすべての製品に何かしらの銘板での表示がされています。 工業用の表示物には表示する必要な機能を備えた素材でないと、汚損などにより表示内容が視認できなくなってしまう恐れがあるため、気温条件や薬品使用の有無など、設置される環境に応じた機能を持つ素材を選定しなければいけません。 参考:工業用ラベル?普通のシールと何が違うの?

シール銘板の特徴

シールでの銘板表示は金属銘板に比べ手軽に作成できる手段もあり、近年では性能も日増しに高まっています。耐久性に優れた素材もたくさん出てきてはいます(こちらも山王テクノアーツでご紹介しております)が、やはり超長期間の設置となるとインクの退色や破損のリスクが否めません。 その点が現在も場合によっては多少コストがかかっても耐久性が比較的高い金属の銘板が選定される理由になっているかもしれません。 その金属銘板はどのような製造方法があるのでしょうか。

印字面の耐久性はシール<金属

金属に印字する方法はいくつかあります。 エッチング加工やシルク印刷、最近ではUVプリンタを使用して直接印刷する方法もありますが今回は永久印字とも呼ばれるレーザー彫刻印字について詳しくご紹介したいと思います。 レーザー彫刻に使われる機械の名称は、一般的にレーザーマーカーと呼ばれ、その名の通りレーザー光線を照射することにより、対象物に対して印字、彫刻ができる機械です。 彫刻可能な素材は照射方式によってそれぞれ制限はありますが、金属や木材、アクリル板、フィルムなどへの印字、彫刻、カット加工が可能です。 こちらの方法で銘板を作製することの最大のメリットは、レーザーを照射することにより 素材を削ったり焦がしたりするようなイメージで印字を行うので、印刷をしたタイプの銘板では懸念事項となるインクの剥がれや退色のリスクがなくなるという点です。 上記のことから、色彩豊かな表現などはできませんが、耐久性の面では抜群の機能を発揮します。 この方式で作られた製品は一般工業用機械から航空機まで、幅広い分野で採用されています。 銘板でよく使用されるアルミを例にとりますと、画像のような表現が可能です。

このような仕上がりの銘板を1枚から製作することができます。 シリアルナンバーやバーコードなど、1点ごとに内容が違うものも、ほかの製造方法と比較して低コストで製作可能です。 また、金属に印刷されたインクをレーザーで文字など任意の形状に剥離することにより、色付きのプレートに抜き文字で文字情報などを表現することもできますので、耐久性の高いインクと組み合わせて使用することによりデザインにも気を使いつつ可変情報を表記できます。

こうして印字をしたものに外形加工やボルト用の穴あけ、両面テープなどの必要な後加工を行えば、銘板の完成です。

レーザー彫刻のメリット

レーザー彫刻のメリットをまとめると ★印刷したものと比較して耐久性が高い ★一枚ごとに内容の違う可変情報の金属銘板を低コストで作製可能 という2点の特徴を持っていますので 銘板作成の際の選択肢の一つとして、大変おすすめしております。 山王テクノアーツではご紹介したレーザー彫刻銘板の実績も多数あり、 使用箇所に応じた材料の選定から印字後の加工までお任せください。 銘板、ネームプレートの作成をご検討の際はお気軽にご相談ください。 #コラム

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