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「銘板」とは?いったいなに?基礎知識と選定のポイント

更新日:17 時間前


皆様「銘板(めいばん)」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。

この言葉をインターネットで検索すると、シールやステッカー、金属プレートなど様々な表示物の情報が出てきます。さらにその中には「ネームプレート」「名板」「銘版」など、別の呼び方をしているものも…

同じ物でも企業ホームページや通販サイトによって呼び方が変わることもあり「どこに頼めば求めている製品ができあがるのか」と混乱されたご経験がおありかもしれません。

今回は印刷会社を選定する際に混乱をうみやすい「銘板」について解説いたします。



   目次   



銘板とは

銘板とは、重要な情報が容易に消えない方法で表示された板を指します。名板、銘鈑と別の漢字があてられることもありますが、等しく読み方は「めいばん」です。ネームプレート、プラークなども同様の意味で使用されることがあります。

銘板に表示される情報としては主にシリアルナンバーや製品の型番、製造年月日、製造元の情報などが挙げられ、装置の周辺に取り付け安全上の注意事項や警告を表示したり、建物や寄贈品に取り付け情報を掲示したりと多岐にわたって使用されています。

日本産業規格(JIS)では「銘板とは、金属、プラスチック又は紙を素材とし、必要な事項を容易に消えない方法で表示したもの」と定義されています。



銘板製法別の種類

銘板は仕様用途や表示箇所、ご予算に応じて様々な作成方法、材質があります。

代表的な作成種類は以下の通りです。


エッチング(腐食)銘板


素材を人為的に腐食させ(エッチング)凹凸を形成し、凹部分にメラミン樹脂塗料を流しこむことで製作します。耐久性・耐候性・高級感があり文字が残りやすいため、寄付や寄贈表示の銘板から航空機の製造所を示す銘板にまで広く使用されています。

【材質】

ステンレス(SUS)

アルミニウム

真鍮 など



アルマイト銘板

アルミニウムにアルマイト処理という加工し、処理後に表面にできる微細な穴に染料を浸透、封孔処理(穴を閉じる処理)することにより像を表現します。アルマイト処理には耐久性や防さび性を向上させる効果もあります。

【材質】

アルミニウム



彫刻銘板

彫刻刃により直接彫り込むタイプの彫刻機やレーザー彫刻機で金属を彫り込んで製作します。彫刻後に凹部分にインクを流し込むことにより任意の文字色の表現も可能です。

素材はステンレス、アルミニウム、真鍮といった金属だけではなく石材やアクリルなどでも制作されます。金属の場合は梨地やヘアラインなど表面加工の差異によって製品の雰囲気が大幅に変わります。

【材質】

ステンレス(SUS)

アルミニウム

真鍮

石材

アクリル など


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シルクスクリーン印刷銘板


スクリーン版(スクリーン)と呼ばれる板版の上からインクを押し出し印刷します。スクリーンは版枠とスクリーン紗(メッシュ)で構成されており、このスクリーン紗に印刷部分だけインクが通るような加工をすることで任意の柄を印刷できます。

紙やフィルムのラベル、ステッカー類、ステンレス(SUS)、アルミニウム、真鍮が代表的ですが、素材は多岐にわたります。

【材質】

ステンレス(SUS)

アルミニウム

真鍮

フィルム(ステッカー素材) など


参考記事



インクジェット印刷銘板


デジタルの画像データをもとにインクを印刷対象に直接吹き付ける印刷方法を指します。

看板など大型の銘板でも対応可能です。

【材質】

ポリエステル

ポリカーボネート

ステンレス(SUS)

アルミニウム

真鍮

フィルム(ステッカー素材) など


参考記事



銘板の使用箇所

先述のとおり「金属、プラスチック又は紙を素材とし、必要な事項を容易に消えない方法で表示したもの」と定義されている銘板。使用箇所や用途は多種多様です。

卑近な例ですと表札や公園の地図看板、防災標識、寄付や寄贈のプレートは銘板の一種ですし、ほかにも家電や遊具に直接貼付されている警告表示(感電注意・指はさみ注意など)や製造年月表示も銘板に含まれます。マークや文字情報が記載されている表示物はすべて銘板といっても過言ではないでしょう。



業界別銘板規格

鉄道や航空業界においては、安全上の理由から特に厳しい業界基準が設けられ、高品質な銘板を要求されます。

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銘板の注文方法

銘板の注文方法はいくつかあります。一般的な方法は以下の通りです。


銘板の種類(製法)が確定している場合やシンプルな形状の銘板

例えば施設内案内表示や建物名称看板など、既製品やセミオーダー品をお求めの場合、WEB上のやり取りで完結できる通販サイトなどもありますので、銘板の種類名で検索しヒットした中から好みの企業にオンライン注文する方法がおすすめです。この方法ですと、製作実績や品質、価格を比較することでよりご希望に沿った銘板を選ぶことができます。

近年は見積もりフォームから簡単に注文できる企業もあり、フルオーダーメイドよりも安い値段で製作できます。


銘板の種類から選定する場合

「銘板の仕様から相談したい」「オリジナルの銘板を製作したい」などオーダーメイドでの銘板を製作する場合は、印刷会社に相談することにより適切な材質など仕様を相談しながら製作できます。

銘板は様々な材質、印刷方法があります。オーダーメイドでの製作の場合、印刷会社は仕様によって得手不得手があるため、見積もり依頼の際には複数社に相談することや、類似材料での製作実績のある企業を選ぶことで、品質の良い銘板をスムーズに手に入れることができます。


参考記事



信頼できる企業に注文するために…

様々な情報を伝える表示物である銘板は我々の生活に欠かせないものであると同時に、情報が長期に渡って伝えられる優れた情報媒体です。

一般的なシールとは異なり長期間掲示をするものですので、発注先選定の際には「製品に耐候性(自然環境下で耐えうる性質)があること」や「類似実績」が確認できる企業に注文した方が品質の面でも安心です。


山王テクノアーツではお客様のご要望に応じて最適な仕様の選定からサポートいたします。

銘板、表示物の手配でお困りのことがございましたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。





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