搬入物が減って集客効果がアップ!?展示会向け自己吸着ステッカーのご紹介
- 奈海 松原
- 1 日前
- 読了時間: 6分

一年を通して様々な会場で開催される展示会ですが、
ギリギリまで展示会担当者の頭を悩ませるのは「搬入出時の荷物の多さ」ではありませんでしょうか。
特に中小規模の企業ですと人手や予算にも限りがあり無尽蔵に施工業者を発注することも難しいため、
搬入出時に荷物をいかにコンパクトにまとめられるか、
そして限られた物量の中でいかに集客に効果的な展示ブースを自分たちだけで設営するかは、尽きない課題でもあるかと思います。
今回のブログでは、先日開催された展示会における、当社担当者の1アイデアをご紹介いたします。
目次
中小企業ならではの展示会出展の課題
COVID-19流行前、当社では航空業界を中心として各種展示会に出展していました。
しかしながら、2020年に病気が流行すると三密回避が呼びかけられ展示会は軒並みキャンセルとなったうえ、当社も景気のあおりを受け大型展示会への出展が難しくなってしまいました。
その後流行が落ち着いてからは1年に一度程度八王子の展示会にて細々と出展……しかし当時の展示会担当者が当社を卒業したことを契機に、心機一転展示内容の見直しを行うことになりました。
そこで現在の担当者が模索しているのが「いかにコンパクトな荷物と持ち出しで、最大限集客に効果のある設営を行うか」というテーマです。
もちろん展示会ですから、一番の目的は集客(認知拡大)です。
しかしながらなるべく小回りのきく荷物量に収め、かつ少ない人数で設営ができ、さらに展示ブースが集客に効果の高いものなら当社にとってそれに越したことはないと考えました。
そこで目を付けたのが壁面装飾に使用する材料です。
展示ブースの壁を汚さないステッカー
今回の展示会で当社は「高機能ラベル・ステッカーで○○ができる!!」をテーマに定め、
遠くからでもお客様の目を惹くよう、ブース壁面に装飾を施す予定でおりました。
壁面装飾イメージ図

展示ブースは搬出時には原状復帰をしなければなりません。
とはいえ原状復帰しやすい吊り下げ式パネルやタペストリーは大きな荷物になるほか出展テーマが変わるたびに再製作になってしまいます……。
当社では過去の展示会にて糊を使わずに貼りつく仕組みの自己吸着シートを用いて壁面装飾を製作しており、
検討の結果今回も自己吸着材料での壁面装飾を採用することにいたしました。
しかしここで過去発生した問題点を思い出し、我々は頭を抱えることになりました。
展示会をよりよいものにするために
過去の展示会では糊を使わずに貼りつく仕組みの自己吸着シートを用いて壁面装飾を製作したことは上項でご説明した通りです。
当該展示会では壁面装飾のおかげもあり非常に目立つブースに仕上がり、当日は大盛況、展示会自体も大成功に終わりましたが、問題というのは展示会の搬入時に発生しました。
過去の展示会ブース

過去出展時成功の様子はここから確認できます↓↓
上記写真の壁面装飾はパネル1枚あたりおよそ縦2m 横1m程度の大きな装飾なのですが、貼り付ける際に風にあおられてしまい、離型紙(台紙)から剥がしたステッカー同士がくっついてしまったのです。
その結果、くっついてしまったステッカー同士を剥がす際にシートに折れ目がついてしまったり、貼り直しに手間取って人手が必要になってしまったりと当初の想定よりも準備に苦労してしまいました。
もちろん上記の自己吸着シートでも人手があればきれいに貼れるため問題はないのですが、今回の展示会ではこの時の展示会より更に少人数で設営を行うことが決まっていたため、当社の使用方法に即した、1人でも貼り直しが容易かつ貼りなおしの際に材料が折れにくい自己吸着材料を再選定する必要がありました。
そこで白羽の矢が立ったのがこちらの素材です。

こちらの吸着ターポリンもまた、糊を使わずに貼りつく自己吸着の材料です。
450μmとしっかりした厚みで、貼る際によれたり折れたりしづらくなっています。
また、厚みのある材料のため、繰り返しの使用も可能とうたわれています。
展示会装飾(吸着ターポリン)製作&貼り付け風景
お客様におすすめする前にまずは自分たちが試してみよう、ということで実際に壁面装飾を製作してみました。
まずは当社のインクジェットプリンターで印刷します。

印刷後各サイズにカッターで切り、壁面装飾が完成しました。


続いて、会場にて壁面パネルに貼り付けを行います。


位置を合わせ、離型紙(台紙)を剥がしつつ貼っていきます。



貼り付けが完了した様子がこちらです。


今回は2名で貼り付けを行いましたが、1時間20分ほどですべての装飾を貼り終えました。
自己吸着材料の魅力
しっかり貼りつき綺麗に剥がせる自己吸着材料は、展示会装飾において様々なメリットがあります。
メリット1 壁面全体に表現でき目立つ
吊り下げ式パネルやタペストリーはデザインの自由度が低く目立つ装飾にならないこともあります。
自己吸着材料なら展示ブースのパネルいっぱいに貼り付けられるため、大きな文字など目立つ表示が可能です。
メリット2 貼り付け作業がしやすい
しっかりと吸着力を発揮するのは圧着後時間が経過してからなので貼り直しもしやすいうえに、
糊を使用していないため、貼り直しの発生する場面でも材料が裂けにくく、簡単に扱えます。
メリット3 撤収がスムーズ
貼りやすさもさることながら剥がすときもスムーズであり、会期終了後すぐに撤収することができます。
メリット4 外注コストが削減できる
貼付けや撤去も自社でできるため、装飾業者に依頼する外注費用がカットできます。
まとめ
過去展示会装飾のブログで取り上げた自己吸着シートは再利用が難しく一度きりの使用となる一方、低コストであるため、保管場所のない企業や毎度出展テーマを変える企業向きでした。
一方、今回ご紹介した吸着ターポリンは繰り返しの使用が可能とのことで、短期間に何度も出展する場合にも効果的と考えています。
今回使用した吸着ターポリンは紙管に巻き付け、現在社内に保管しています。次回の展示会でも使用し、本当に繰り返し使用できるのかを皆様にもご報告いたします。
当社では各種自己吸着材料に対してご指定のデータで印刷、指定サイズにカットしてお納め可能です。
材料サンプルのご用意もございますので、一度お試しいただければと思っております。
ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
ご紹介製品のサンプルを簡単にご請求いただけるフォームを作成いたしました!ぜひご活用ください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓





































































