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【課題解決事例】塗装用ステンシルシート

更新日:2月8日

山王テクノアーツでは、日々表示物に関するお客様からお悩みをご相談いただき、解決のご提案をさせていただいております。

そこで今回は、過酷環境下における表示に関する課題解決の事例をご紹介いたします。


課題解決事例 NO.1

絶対にはがれて落下はNG!強風でも落下リスクがなく、目立つ表示?


お客様

航空会社様


課題

飛行機の翼のスポイラー部分(小さな可動板)に頭を挟まないような注意表記をステッカーで表示しているが、風が集中する箇所なので、はがれてしまう可能性がある。

注意表記を目立つように表示しなければいけないが落下のリスクを排除しなければいけない。


お客様では、当該箇所の点検整備時などに体を挟まれないよう注意を促す表示をステッカーで行っておりました。

しかし、飛行中にはかなり強い風が吹き付けるため、その影響ではがれてしまう可能性があります。

飛行機ではこのような軽量なステッカーであっても、はがれて落下すると事故につながる可能性があるためリスクを最小限にしなければなりません。

このようなお悩みに対し、山王テクノアーツでは下記のようなご提案をいたしました。



ステンシルシートを使用した塗装で落下リスクの軽減と視認性を確保!


ステッカー仕様ではどんなに強い粘着でも経年劣化によるはがれの可能性は出てしまうため、ステンシルシートを使用した塗装というご提案をいたしました。


台数も多く、施工場所も多岐にわたるため、再利用できる金属の仕様ではなく、マスキングシートにカッティングプロッターによる加工を施した仕様にいたしました。

カッティングプロッターでは文字など細かい表現もカットが可能なので、詳細な警告内容なども切り抜いたマスキングシートを作成することができます。


参考ブログ


こちらを施工時に表示面に貼付け、その上から塗料を塗ることにより下記の写真のような仕上がりになります。

この方法により、塗装での表現でも、施工がしやすく、見た目にばらつきのない読みやすく均一な表現が可能になります。




このようにして、剥がれ、落下のリスクをなくし、注意表記としての機能を果たせる表示ができました。

以前は主流であった塗装による表示は、様々な場面おいてステッカー表示への置き換えが進んでいますが、やはり求められる性能によっては現在も塗料の使用が適切な状況もあります。




山王テクノアーツではラベルシールでの表現だけにとどまらず、様々な形で表示に関するお悩みを解決いたします。

「〇〇を〇〇のように表示したい…」というお悩みがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。


#課題解決事例








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