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FAIとは?製造業における重要性と実施ポイント
製造業において、製品の品質は安全性や信頼性に直結する極めて重要な要素です。特に新しい部品の導入や設計変更が行われた際には、量産前に製品が設計通りに製造されているかを確認するFAI(初回製品検査)が欠かせません。 本記事では、FAIの基本的な考え方から、実施プロセス、他の検査との違いまでを体系的にご紹介します。 目次 FAIとは なぜFAIが重要なのか? FAIの実施プロセス FAIと他の検査との違い まとめ FAIとは FAIとはFirst Article Inspectionを省略した呼び名であり、初回製品検査や初回品検査、初品検査とも呼ばれます。 この検査は、特定の製品が初めて製造された際に、設計図面や仕様書に適合しているかを確認するものです。 単なる寸法測定にとどまらず、使用材料や材料の購入先情報(トレーサビリティ)など、製品のあらゆる特性が検査対象となります。 FAIは、量産前の品質保証として、企業が設計要求通りに製品を製造できるかを検証する重要なステップです。これにより量産前にリスクを発見し、不具合を未然に防ぐことができます
2025年9月11日


施工事例:ハイエース車カーラッピング【ひざつき製菓株式会社様】
今回のお客様は栃木県栃木市に本社を構えるお菓子メーカー、ひざつき製菓株式会社様です。 ひざつき製菓様は1923年創業。100年以上の歴史がある老舗メーカーであり、一貫して正味のおいしさにこだわったお菓子作りに取り組んでおられます。 「城壁」や「えびせんべい」などおせんべいをはじめとした様々なお菓子は全国の小売店でも販売されており、召し上がったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この度新たに車両を導入されるということで、外装ラッピングの製作ならびに施工をご依頼いただきました。 外装ラッピングはひざつき製菓様創業100年を記念してデビューしたキャラクターの「ひざーる」を中心に据えたデザインとのことで、ひざつき製菓様の未来への思いが込められたラッピングをかわいく目立つようにラッピングしていきます。 参考(外部サイト):ひざーる https://www.hizatsuki.com/about_us/profile/#02 ラッピングフィルム製作 お客様にいただいたデータをもとに、実際に車両のドアや窓にイラストが貼られる際にデザインの魅力
2025年6月26日


シール・ラベル・ステッカーの違いって?
新しくラベルやステッカー、シールの手配が必要な場合に「シール 手配」「ステッカー調達」など、どのようなキーワードで印刷会社を探すとよいかお悩みになることはありませんでしょうか。 今回は新しくステッカーを手配する方に向けて、よく似ている単語であるシール・ラベル・ステッカーの言葉の違いをご紹介するとともに、ステッカー手配時の注意するべきポイントを解説します。 シール・ラベル・ステッカーの違い 結論から申し上げますと、印刷会社によって定義は異なります。 当社の場合は取り扱い製品の多くが貼り付けられるものであり、シール・ラベル・ステッカーという言葉に厳密な違いを設けておりません。いずれも基本的には裏面に粘着剤がつけられた薄い表示物を指しています。 とはいえ便宜上呼び分けている場面もあり、本項では一般的な言葉の差異をご説明いたします。 シールとは かつてシールとは手紙や書面の未開封を証明する封印を指した言葉でしたが、現在では一般的に材料の両面または片面に粘着剤のついた印刷物がシールと呼ばれています。 (商品の入った袋を熱などで封印することを指すシー
2024年12月25日


見えなくても大事な加工-印刷物の表面保護処理-
街中に掲示されている案内表示やポスター、アニメのキャラクターが印刷されたステッカー、お菓子の包み紙、おもちゃの紙箱など、世の中には様々な印刷物があります。 その印刷物のほとんどには用途に応じて品質を保てるよう、印刷後に表面を保護する処理が施されていることをご存じでしょうか。 印刷物の表面加工の方法は大きく分けて2種類あります。 ラミネートフィルムという透明の保護機能を持ったフィルムを貼り合わせる方法と、もう一つは透明のインクを表面に印刷する方法です。 今回は透明で目立たないが印刷物にとって大事な役割を果たしている表面保護加工のお話をお伝えいたします。 表面を保護しないとどうなってしまうの? まずは表面保護の必要性についてです。 印刷後、表面保護処理加工を施さないことを印刷業界では「刷りっぱなし」と呼ぶ場合があります。 ※広義の意味では印刷後に後加工を何もしないで完成とすることを指します。 では刷りっぱなしの状態では保護をした状態と比較してどのようなことが起きるリスクがあるのでしょうか。 衝撃による傷...
2024年7月29日


塩ビフィルム2つの製法~キャストとカレンダー~
当社でお取り扱いしているカッティングシートや印刷を施したステッカー製品の多くは ポリ塩化ビニール(PVC、塩ビ)を原料としたフィルム材料を使用しています。 塩ビの原材料は固形で、フィルム状に加工する際には粒上のものを加工して製造しますが、その工法は大きく分けて2種類あります。 今回は塩ビフィルムの特徴とその加工法についてお伝えしていきます。 塩ビフィルムの特徴 塩ビフィルムの特徴は製造時の加工のしやすさや、使用時の柔軟性、耐久性の高さなどが挙げられます。 加えて自己消火性も高いため、厳しい防炎性能が求められる場面でも多く使用されています。 当社で取り扱っております鉄道系の内装、外装のマーキングフィルムは安全上の理由で厳しい燃焼試験をパスすることが必要なため塩ビ素材のフィルムが多く採用されています。 参考記事 また、廃棄焼却時の条件によっては有害な物質が発生するということがあり、他の原材料への転換の機運が高まった時期もありましたが、廃棄処理技術の発達によりこの問題も落ち着きを見せています。 参考 記事 塩ビフィルムの製造方法
2024年6月26日


ラベル・ステッカー耐候性のお話
主に屋外で使用されるラベル、ステッカーを選定する際に重要な検討要素である「耐候性」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。 耐候性とは太陽の光や雨風などの気象条件によるダメージに対する耐久性のことで、印刷物、表示物がある条件で屋外にさらされた状態でどれくらいの期間で退色や剥がれなどの劣化、変質を起こすかという目安を表すための性能を示す言葉です。 同義で対候性とも表されることもありますが、耐候性という表記が多く使用されています。 また、同音の言葉として耐光性という言葉もありますが、こちらは光に対する耐久性を示す言葉になります。 ステッカー用の材料にも用途に応じてグレードがあり、短期用~長期用まで様々な材料があります。 「3年の耐候性があると資料では謳われているが、環境によって変わると思うし、実際にはどれくらい設置し始めの状態を保てるのだろう?」などと疑問を持つこともあるのではないでしょうか。 今回はそのような疑問にもお答えする形で耐候性についてお伝えしていきたいと思います。 目次 材料メーカーの提示する耐候性 印刷会社の実績値
2024年5月30日


シール剥がしで苦労しないために
一時的にと貼ったシールが剥がせない!そんな緊急事態のご経験はありませんでしょうか。 たとえば軽い気持ちで貼ったシールが剥がせなくなってしまったり、無理やり剥がした結果ベタベタとした糊が残ってしまったり、貼られていた場所が傷んでしまったり。 貼ってから時間が経てばたつほど、シールはより剥がしづらく手ごわくなります。シール剥がしのトラブルは枚挙にいとまがありません。 今回は一般的なシールの剥がし方をご紹介すると共に、お悩みを根本的解決するヒントをご紹介いたします。 一般的なシールの剥がし方 溶剤/洗剤を使用する 市販のシール剥がし剤や、代用として除光液、薄めた中性洗剤などをシールに塗布し、粘着力を弱めることでシールをはがす方法です。 この方法を使うと綺麗に剥がしやすいといったメリットがありますが、 一方でシールに液体が浸透して粘着剤まで届かないと効果が薄かったり、溶剤や洗剤と接触することで貼られた面が変色・劣化する可能性があるといったデメリットもあります。よく剥がれる分ダメージが出やすいので注意が必要です。 こすり取る 主に糊残りに対して、消しゴ
2024年5月24日


鉄道向けの表示物に必要な認証「車材燃試」とは
当社で扱っている工業向けラベル製品は、航空、鉄道、その他工業分野など多様な場所で使用されております。 ひとえにラベルといっても一般的なイメージのシールラベルとは異なり、使用される分野ごとに厳しい品質基準、要求事項があり、その基準ごとに対応したラベル、銘板を製造し、お納めして...
2024年3月27日


少量なのに割高になるのはなぜ?印刷物の価格のしくみ
小ロットは高い! 「ご注文の最低数量は1000枚からになります。それ以下の数量でも製造可能ですが総額はほぼ同じ価格になります!!」 日々ラベルシールの購買、調達をされている方は印刷会社などの調達先からこのようなフレーズをよく聞かされることがあるのではないでしょうか。 「必要数量は200枚なんだけど…在庫も抱えることもできないし…割高で購入するわけにもいかない…」というように悩みの種になっているかと存じます。 少量でもそれなりの価格で作ることのできるデジタル印刷も選択肢には入りますが、性能が向上してきている今現在でも、求められる機能や仕様によっては何かと制限もあることもしばしば…。 従来の印刷方式を採用しようとすると、小ロット、いわゆる少ない数量での発注は1枚あたりなかなかの金額になってしまいます。 コストもかけられず、限られた予算の中でのラベル資材調達は困難を極めます…。 今回の記事ではそんなお悩みに関して、最低発注数量(最低ロットの)についての考え方、必要な数量を適切な価格で購入するためのアイデアなどをお伝えしていこうと思います。...
2024年1月24日


施工事例:「I-Cargo」ラッピング【株式会社VECTRIX JAPAN様】
今回のお客様は現代社会における課題をBEVのアプローチから解決する株式会社VECTRIX JAPAN様です。 早速ですが、EVは知っているけどBEVとは?と感じた読者の皆様も多いかもしれません。 EVはElectric Vehicleの略称であり「電気で動く車両」全てを指す広義の言葉でご存知の方も多いと思いますが、BEVはEVの中でもさらに「バッテリーの電気だけを使いモーターで走る車」を指します。 他に知られているHVやFCVは電気以外に化石燃料や水素の化学反応も利用して走ることがありますので、電気のみで動く車両を区別する場合にはBEVという名称で呼んでいます。 こちらの企業様は温室効果ガスの排出量減少と物流ドライバー不足の2つの課題解決に貢献するべく、超小型商用BEV「I-Cargo」を販売していらっしゃいます。 それでは超小型商用BEV「I-Cargo」を見てみましょう。 「I-Cargo」の写真はこちら。 (画像は公式ホームページより引用) 丸みの帯びたデザインはかわいらしくもありますが「I-Cargo」は機能が大充実。普通免許で運転できる
2023年12月20日


低コストでレーシングカー風?部分マーキングでしっかり目立つ営業車
今回は弊社、山王テクノアーツと同じ八王子市でプラスチック製品の加工、製造の事業を営む東新プラスチック様の営業車マーキング施工の実績紹介をいたします。 東新プラスチック様では新たに導入される車両に社名を表示したいとのことで、ご依頼をいただきました。 具体的なイメージもまだできていない、という段階でしたので、デザイン案の企画、作成からご協力をいたしました。 色はコーポレートカラーを用いた単色、意匠は社名とロゴのみ、という条件で車体に対してどのようにカッティングステッカーを貼付け目立つようにしていくか、という点を考えデザインを検討していきます。 インクジェット印刷機などで印刷したデザインを貼りつける場合、様々な色を使用でき、目立つデザインを比較的容易に実現できますが、カッティングシートを使用した単色での表現の場合、どうしても地味な仕上がりになってしまうことがあります。 その点を乗り越え目立つように思案、デザイン作成した結果… このような仕上がりになりました!! 側面はドア全面に大胆に社名とロゴを配置 背面はシンプルに社名を表示 フロントバンパー部分には
2023年4月28日


施工事例:右田病院様車両用ステッカー
八王子の右田病院様より、院名車両マーキングステッカーのご依頼をいただき、ステッカー製作、貼付け施工を行いました。 車両両側面と背面に病院名と緑色のラインを施工いたしました。 このようなマーキングステッカーはどのように作られているかと言いますと、インクジェットプリンターで白地の材料に印刷、表面保護用のラミネートを貼り合わせ、その後カッティングプロッターで文字やロゴ、ラインの形状に加工して作製しております。 インクジェットプリンターでの印刷とカッティング加工を組み合わせることにより、塗装では難易度が高く、コストもかかってしまうデザインも比較的安価に実現できます。 参考ブログ 抜き型?カッティングプロッタ?中~大判ステッカーの形状加工の方法 カーラッピング手配費用の相場は?価格を下げるには? 今回の車両用ステッカーには高耐候性のインクジェット印刷用フィルムを使用しておりますが、 他にも簡単に着脱できるマグネットタイプのステッカーや、剥離時に糊残りのしない糊不使用の自己吸着ステッカーなど、ご希望の使用年数などに応じて最適なご提案が可能です。 参
2023年3月31日


ユニバーサルデザイン すべての人のためのデザイン
この記事では、ユニバーサルデザインについての説明、また山王テクノアーツからご提案できるユニバーサルデザインに関する製品をご紹介いたします。 ユニバーサルデザインとは何か ユニバーサルデザインとは、アメリカのロナルド・ロイスという方が1985年に提唱した言葉で「年齢や能力、状況などにかかわらず、デザインの最初から、できるだけ多くの人が利用可能にすること」という条件をクリアしたもの、環境を指す言葉です。 もう少し平たく表現すると「すべての人のためのデザイン」とも言え、老若男女、LGBTQなどの性的属性、障がいの有無にかかわらず物理的、心理的の両面で多くの人に対し容易な利用を可能にするよう努力されたデザインとも表現できます。 このユニバーサルデザインという考え方ですが、前述の理念の通り、このデザインを正しく運用することによりSDGsの「誰も取り残さない」という考えにも寄与できる、とても重要な考え方となっています。 7つの原則 ユニバーサルデザインを実現するためには、7つの原則というものがあります。 1.誰でも使えて手にいれることが出来る(公平性
2023年1月25日


環境配慮材料 非塩ビマーキングフィルム
毎日の暮らしの中で、街を歩くと看板やウインドウ装飾、道路を行きかう車など、様々なところでマーキングフィルムを使用した装飾や店舗名などの表示を目にすることができます。 今回はそんなマーキングフィルムについて、主流の塩化ビニール(PVC)素材から環境配慮製品と謳われることの多い非塩ビの材料まで、情報をお届けいたします。 マーキングフィルムとは マーキングフィルムとは、ウインドウや看板、車に貼ることが可能な粘着剤付きのシートの総称です。 製品自体に色のついているものと、主に印刷を施して使用する白地や透明なフィルムがあります。 また、一般的にカッティングシートと呼ばれているものもマーキングフィルムと同義とされています。 材質の主流は塩ビ マーキングフフィルムは第二次世界大戦後にアメリカで生まれました。 塩化ビニールを使用することにより、過酷な環境でも色落ちせず、剝がれづらく、柔軟性(曲面への貼り易さ)もあることから評価され、軍用機などを中心に普及してききました。 時代の流れとともに、フィルムに対してインクジェット印刷が可能になったり、施工性が増す
2022年9月22日


カーラッピング費用の相場はどれくらい?失敗、後悔しないための予備知識
一時期の「痛車」ブームなどもあり、企業のプロモーションだけでなく、個人にも普及してきているカーラッピング。 車両全体をフルラッピングするなんて値段はいくらぐらいかかるのだろう…と疑問を持ったことがある方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は車のラッピング費用の相場や発注先のチェックするポイントなど、カーラッピングをお考えの方の業者選定の参考にしていただける情報をお届けいたします。 目次 カーラッピングとは? 海外ではプロモーションの手法の定番 価格、費用の相場や製造方法 熟練の職人の技術によるラッピング施工作業 DIYは可能? ラッピングのメリット・デメリット コストダウンの方法 材料は高品質のものを カーラッピングとは? カーラッピングとは、ステッカー(ラッピングフィルム)を車両に隙間なく貼り付けることにより、色や柄(デザイン)を変更することのできる技術です。 塗装と比べて施工時間が短く、印刷による意匠再現性も高いため、個人のカスタム用途から企業のプロモーションまで幅広く活用されています。 また、再剥離性能を持つフィルムを使用
2022年8月18日


【実績紹介】眞こちゃん様 カーラッピング
今回は八王子市にある株式会社眞こちゃん様の実績紹介です。 同じく八王子にある右田病院様の実績をご覧いただきお問い合わせをいただいたとのことで大変うれしく思います。 「眞こちゃん」様は今年7月に整体事業を開始され、徐々に訪問介護の要望も増えていったため12月から訪問介護事業...
2021年12月22日