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ダイカット?半抜き?ステッカー加工の種類の違い
世の中には同義語があふれていますが、印刷加工の業界で用いられる用語にも同じ意味だが異なる言いまわしで表現される言葉が多数存在します。 同じ仕上がりの加工方法を指すのに手配先によって呼び方が異なり困ってしまった、そんなご経験はございませんでしょうか。 今回は印刷用語の中でも特に同義語が多く企業によって呼び方が異なる、抜き加工の種類についてご紹介いたします。 目次 抜き加工とは ステッカーの仕上がり外観は大きく分けて2種類 ダイカットとは キスカット(ハーフカット)とは 当社形状加工設備のご紹介 抜き加工とは 成型加工の一種で、印刷物を特定の形に形状加工する工程を抜き加工と呼びます。 たとえば型抜きクッキーを作る場合に、めん棒でのばした生地をクッキー型でくりぬいたり包丁で任意の形状に切り取ったりする工程があるかと思いますが、ステッカー製作でも同様に、製品寸法よりも大きく切り取られた材料(基材)に印刷を施したあと、製品の形状にあわせて加工する(切り抜き、打ち抜き)工程があります。 当社では製品の仕様等条件により、複数の選択肢から最適な方法を
2024年6月19日


ラベル・ステッカー耐候性のお話
主に屋外で使用されるラベル、ステッカーを選定する際に重要な検討要素である「耐候性」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。 耐候性とは太陽の光や雨風などの気象条件によるダメージに対する耐久性のことで、印刷物、表示物がある条件で屋外にさらされた状態でどれくらいの期間で退色や剥がれなどの劣化、変質を起こすかという目安を表すための性能を示す言葉です。 同義で対候性とも表されることもありますが、耐候性という表記が多く使用されています。 また、同音の言葉として耐光性という言葉もありますが、こちらは光に対する耐久性を示す言葉になります。 ステッカー用の材料にも用途に応じてグレードがあり、短期用~長期用まで様々な材料があります。 「3年の耐候性があると資料では謳われているが、環境によって変わると思うし、実際にはどれくらい設置し始めの状態を保てるのだろう?」などと疑問を持つこともあるのではないでしょうか。 今回はそのような疑問にもお答えする形で耐候性についてお伝えしていきたいと思います。 目次 材料メーカーの提示する耐候性 印刷会社の実績値
2024年5月30日


お問い合わせから注文までの流れと「よくある質問」回答集
今回はお客様からのご質問も多い当社へのご注文の流れをご紹介いたします。あわせて「よくある質問」の回答集も用意いたしました。発注の際の一助となれば幸いでございます。 目次 当社ご注文の流れ 1.仕様決定 2.見積もり 3.発注 4.校正 5.製品製作 6.納品 7.各種書面提出 よくある質問 まとめ 当社ご注文時の流れ 1.仕様決定 まずはステッカーの仕様を決定いたします。 仕様はお客様の使用状況をヒアリングし決定いたします。 使用場所 使用期間 貼り付け先 製品サイズ 数量 そのほか ヒアリングの内容を受け、材料(印刷基材)や印刷方法をご提案いたします。 参考記事 よくある質問(仕様決定) 製作可能な印刷方法は? 入稿時のデータの形式は? 2.見積もり 仕様決定で決まった仕様とデザイン決定で決まったデザインを参考に見積もりまたは概算見積もりを算出いたします。 よくある質問(見積もり) 価格はどれくらいになりますか? 3.発注 ご注文書をもって注文契約の取り交わしをいたします。 ご注文はお客様フォーマットのご注文書
2024年5月28日


シール剥がしで苦労しないために
一時的にと貼ったシールが剥がせない!そんな緊急事態のご経験はありませんでしょうか。 たとえば軽い気持ちで貼ったシールが剥がせなくなってしまったり、無理やり剥がした結果ベタベタとした糊が残ってしまったり、貼られていた場所が傷んでしまったり。 貼ってから時間が経てばたつほど、シールはより剥がしづらく手ごわくなります。シール剥がしのトラブルは枚挙にいとまがありません。 今回は一般的なシールの剥がし方をご紹介すると共に、お悩みを根本的解決するヒントをご紹介いたします。 一般的なシールの剥がし方 溶剤/洗剤を使用する 市販のシール剥がし剤や、代用として除光液、薄めた中性洗剤などをシールに塗布し、粘着力を弱めることでシールをはがす方法です。 この方法を使うと綺麗に剥がしやすいといったメリットがありますが、 一方でシールに液体が浸透して粘着剤まで届かないと効果が薄かったり、溶剤や洗剤と接触することで貼られた面が変色・劣化する可能性があるといったデメリットもあります。よく剥がれる分ダメージが出やすいので注意が必要です。 こすり取る 主に糊残りに対して、消しゴ
2024年5月24日


箔押し・型押し加工で印刷ラベルに付加価値を
食品や飲料、雑貨のパッケージなど、生活の中で目にする機会も多く、日常生活において身近な存在であるシールラベル。 買い物をしていて、購入する気はないがパッケージの見た目が気になりつい手に取ってしまうということも度々あるのではないでしょうか。 パッケージラベルにおいて見た目の派手さや美しさ、独自性のある目にとまりやすいデザインは、様々な商品が陳列されているスーパーなどの小売店において、ライバル商品より先に手に取ってもらうために重要な要素になります。 より消費者に購入される可能性を高めるために、外観の差別化が求められ、ラベルに対し印刷+αの価値を付与する様々な加飾技術が開発されてきました。 ※加飾技術とは、印刷にプラスして、美しい外観デザインや機能などの付加価値を与える技術のことです。 今回はそんなラベルに対する加飾技術の中で「ピカピカ」「凸凹」など五感をくすぐる加工である箔押し+エンボス・デボス(凸凹)ラベル加工のご紹介をいたします。 箔押しラベルとは 箔押しとは、画像のような箔フィルムを紙やフィルムなどの印刷材に熱圧着するこ
2024年4月30日


工場内表示・標識のおすすめアイデア7選
場内の安全を守り業務効率を上げる工場内表示物。 今回は工場内表示のおすすめアイデア7選を紹介いたします。 目次 1.工場内表示の重要性とは 2.5S活動とは 3.工場内表示と5S活用の具体例 4.なぜ工場内表示の見直しが必要なのか 工場内表示の重要性とは そもそも工場内表示・標識はなぜ必要なのでしょうか。 仮に全く表示がない工場をご想像ください。 「工場内のどこに必要な器具や備品があるかわからない」「どこまでが通路でどこから作業場かわからず事故につながる恐れがある」「片付け方のルールが浸透しづらい」など、表示がない工場には様々な危険性や無駄が潜んでいることが分かります。 このような危険性や無駄を減らしていく活動は5S活動と呼ばれ、現在多くの企業で取り組まれています。工場内表示はアイデア次第で5Sのどの項目にも活かすことができます。 5S活動とは そもそも5Sとは何を指すのでしょうか。厚生労働省のページでは以下のように紹介されています。 5Sとは安全で健康な職場づくり、及び生産性向上を目的とした活動です。 5つのSの意味は以下の通り
2024年4月22日


はじめてのシール印刷~凸版印刷編~
「ラベル印刷を業者に頼みたいが、色々な印刷の種類があってよくわからない」「要求水準に対してどの印刷方法が適正かわからない」…こんなお悩みはございませんでしょうか。 今回は機械の警告・操作表示ラベルや日用雑貨、食品のパッケージラベルなどに採用されることの多いシール印刷の中でも代表的な方式である凸版印刷について解説します。 目次 1.凸版印刷とは 2.印刷機械について 3.凸版印刷の流れ 4.凸版印刷の特徴 5.他の印刷方法との使い分け 6.まとめ 凸版印刷とは 凸版印刷はその名の通り版の盛り上がった箇所にインクを付着させ、素材に押し付けることで印刷します。はんこと同じ原理ですので、印刷の仕組みが想像しやすいかもしれません。 凸版印刷はシール印刷(シーリング印刷)の一種でもあります。シール印刷には凸版印刷のほかに代表的なものとしてオフセット印刷、デジタル印刷などが含まれています。 凸版印刷機はセッティングや機械のカスタムによって、生産ライン上に抜き加工(成型加工の一種)やカス上げ(抜いた後の余剰部分を剥がす工程)、箔押し(箔を素材へ転
2024年4月9日


航空機向けの表示銘板 プラカード -PLACARD-
当社で扱っている工業向けラベル製品は、航空、鉄道、その他工業分野など多様な場所で使用されております。 ひとえにラベルといっても一般的なイメージのシールラベルとは異なり、使用される分野ごとに厳しい品質基準、要求事項があり、その基準ごとに対応したラベル、銘板を製造し、お納めしております。 今回はその厳しい業界基準を持つ分野の一つである、航空業界の内装向け製品、「プラカード-Placard-」について解説いたします。 航空機内の表示物はどのようなもの? 遠方への旅行や出張などで飛行機に搭乗する際、機内を見渡すと案内や注意喚起などの表示物が掲示されているのを見かけることがあるかと思います。 たとえば機内に入り座席を探すときやトイレの利用時、着席時など、様々な場所に利用時の注意点や案内が表示されています。 その表示物をよく見ると材質、風合いは地上で見るものとはちょっと違う印象を持つのではないでしょうか。 シールというよりはプラスチックのような若干厚みを感じる素材であったり金属のプレートであったり…。 そのような航空機内の表示物、銘板は一般的にP
2024年3月27日


鉄道向けの表示物に必要な認証「車材燃試」とは
当社で扱っている工業向けラベル製品は、航空、鉄道、その他工業分野など多様な場所で使用されております。 ひとえにラベルといっても一般的なイメージのシールラベルとは異なり、使用される分野ごとに厳しい品質基準、要求事項があり、その基準ごとに対応したラベル、銘板を製造し、お納めして...
2024年3月27日


「銘板」とは?いったいなに?基礎知識と選定のポイント
皆様「銘板(めいばん)」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。 この言葉をインターネットで検索すると、シールやステッカー、金属プレートなど様々な表示物の情報が出てきます。さらにその中には「ネームプレート」「名板」「銘版」など、別の呼び方をしているものも…...
2024年3月7日


はじめてのインクジェット印刷
「印刷を業者に頼みたいが、色々な印刷の種類があってよくわからない」「要求水準に対してどの印刷方法が適正かわからない」…こんなお悩みはございませんでしょうか。
今回は電車や飛行機、車などの車両ラッピングフィルムの印刷などにも採用されるデジタル印刷について解説します。
2024年2月6日


少量なのに割高になるのはなぜ?印刷物の価格のしくみ
小ロットは高い! 「ご注文の最低数量は1000枚からになります。それ以下の数量でも製造可能ですが総額はほぼ同じ価格になります!!」 日々ラベルシールの購買、調達をされている方は印刷会社などの調達先からこのようなフレーズをよく聞かされることがあるのではないでしょうか。 「必要数量は200枚なんだけど…在庫も抱えることもできないし…割高で購入するわけにもいかない…」というように悩みの種になっているかと存じます。 少量でもそれなりの価格で作ることのできるデジタル印刷も選択肢には入りますが、性能が向上してきている今現在でも、求められる機能や仕様によっては何かと制限もあることもしばしば…。 従来の印刷方式を採用しようとすると、小ロット、いわゆる少ない数量での発注は1枚あたりなかなかの金額になってしまいます。 コストもかけられず、限られた予算の中でのラベル資材調達は困難を極めます…。 今回の記事ではそんなお悩みに関して、最低発注数量(最低ロットの)についての考え方、必要な数量を適切な価格で購入するためのアイデアなどをお伝えしていこうと思います。...
2024年1月24日


山王テクノアーツはH3ロケット試験機2号機の打ち上げを応援しています
テレビニュースなどで報道されております通り、日本中の企業の力を結集した国産ロケットであるH3ロケット試験機2号機が2024年2月17日(土)に打ち上げ予定です。 H3試験機2号機特設サイト H3ロケットの打ち上げに向け、JAXAが主体となり「H3ロケット応援キャンペーン」が...
2024年1月23日


【出展情報】たま未来・産業フェアに出展いたします
2022年10月東京都八王子市にオープンした東京たま未来メッセにて開催される展示会、 たま未来・産業フェア(1/26(金)~1/27(土))に出展いたします。 こちらの展示会では東京多摩周辺地域の企業約140社が出展し、「ものづくり」「GX/DX」「くらし」「地域資源」の4...
2024年1月5日


八王子市立第一中学校のみなさまが職場体験にいらっしゃいました
2023/11/28(火)~11/30(木)の3日間にわたり八王子市立第一中学校のみなさまが職場体験にいらっしゃいました。 みなさまには「そもそも会社とはなにか」「会社にはどのような役割の人が働いているのか」「特殊印刷とはなにか」から学んでいただき、その後カッティングシール...
2023年12月22日


施工事例:「I-Cargo」ラッピング【株式会社VECTRIX JAPAN様】
今回のお客様は現代社会における課題をBEVのアプローチから解決する株式会社VECTRIX JAPAN様です。 早速ですが、EVは知っているけどBEVとは?と感じた読者の皆様も多いかもしれません。 EVはElectric Vehicleの略称であり「電気で動く車両」全てを指す広義の言葉でご存知の方も多いと思いますが、BEVはEVの中でもさらに「バッテリーの電気だけを使いモーターで走る車」を指します。 他に知られているHVやFCVは電気以外に化石燃料や水素の化学反応も利用して走ることがありますので、電気のみで動く車両を区別する場合にはBEVという名称で呼んでいます。 こちらの企業様は温室効果ガスの排出量減少と物流ドライバー不足の2つの課題解決に貢献するべく、超小型商用BEV「I-Cargo」を販売していらっしゃいます。 それでは超小型商用BEV「I-Cargo」を見てみましょう。 「I-Cargo」の写真はこちら。 (画像は公式ホームページより引用) 丸みの帯びたデザインはかわいらしくもありますが「I-Cargo」は機能が大充実。普通免許で運転できる
2023年12月20日


はじめてのシルクスクリーン印刷
「印刷を業者に頼みたいが、色々な印刷の種類があってよくわからない」「要求水準に対してどの印刷方法が適正かわからない」…こんなお悩みはございませんでしょうか。 今回は当社お客様の製品にも多く採用されるシルクスクリーン印刷について解説します。
2023年11月29日


ラスター?ベクター?データ形式の違い
ラスターデータ、ベクターデータ…もしかしたら皆様も耳にしたことがあるかもしれません。 今回は印刷物製作の際にも必要な知識であるデータ形式2種の特徴と違いについて解説します。 目次 ラスターデータとは ラスターデータの強みと弱み ベクタデータとは ベクタデータの強みと弱み データ形式の違いによるトラブルと注意点 データ形式の確認方法 まとめ ラスターデータとは 1ピクセルの点が縦横と格子状に並び構成されたデータファイルをラスターデータといいます。 画像を「座標と色」で記録したものがラスタデータということもできます。この形式は「ビットマップ画像」とも呼ばれます。様々な色の点を多く並べることで複雑な画像を得意としています。また色やグラデーションなどの表現力が高い点が特徴です。 ただしピクセル(点)の数が増え画質が良くなるとその分データサイズが大きくなります。 スマートフォンのカメラで撮影した写真のデータはラスターデータですので、このデータ形式を見たことがある方も多いのではないでしょうか。 写真の一部を拡大して見てみると点で構成されていること
2023年11月7日


RGB・CMYK・特色の違いとは?イメージ通りに印刷するために
PCモニターで見る色と実際の印刷物の色は異なることをご存知でしょうか。 印刷物の色は情報伝達の上で重要な要素ですが、PCモニター上では納得の発色でも、印刷すると色が異なり別物になってしまうといった不都合が起こることもあります。 「上司に社用車ラッピング製作を指示されたが、コーポレートカラーを使用しているため印刷会社にどのように発注すればわからない」「社章やロゴマークのステッカーを製作希望しているが、色指定が厳密でネット注文は不安」 このようなお困りごとを抱えていらっしゃる皆様に向けて、本ブログでは印刷物を手配する上で注意しておきたいRGB・CMYK・特色の 違いをご紹介しながら、イメージ通りの印刷物を製作するヒントをお伝えします。 目次 1. RGBとは 2. CMYKとは 3. 特色とは 4. まとめ 5. お悩みの際は山王テクノアーツにご相談ください RGBとは RGBは光の三原色と言われ、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)で構成されています。 光の発色と重なりで色味を調整し、PCやスマートフォンといった光を発するモ
2023年9月20日


「ECRS」でコストダウンを実現
ECRS(イー・シー・アール・エスもしくはイクルスと発音)という言葉をご存じでしょうか。 製造業の現場などではおなじみの言葉となっているかと思いますが、それぞれの要素のアルファベットの頭文字をとった言葉で、改善の4原則と呼ばれるコストダウンのアイデアの捻出に効果的な考え方です。 各アルファベットの意味は 1.Eliminate(エリミネート) 排除する「なくせないか?」 2.Combine(コンバイン) 結合する「一体化できないか?」 3.Rearrenge(リアレンジ) 交換する「置き換えできないか?」 4.Simplify(シンプリファイ) 単純化する「簡素化できないか?」 上記の通りで、それぞれの要素を現状と照らし合わせることによりコストダウンのきっかけを 考える手助けとなります。 当社の取り扱っているシール、ラベルなどの印刷物でもこのECRSの考え方を適用し、検討することによりコストダウン実現することも可能です。 ぜひ例をご覧いただき、貴社でご購入しているラベルシール製品のコストダウンの一助にしていただければ幸いです。...
2023年8月30日