環境に配慮している印刷会社の証グリーンプリンティング認証

更新日:3月15日


2022年現在、新聞、テレビなどのメディアでは、いまだに続く新型コロナウイルスの報道の陰に少し隠れてしまっている気もしますが、持続可能な社会を目指すSDGsという指針は日々認知度が高まってきています。

少し前まではSDGs?という人も最近ではその概要は何となくでも把握しているのではないでしょうか。

SDGsと一口に言っても様々な目指すべきゴールがあります。

参考:https://ungcjn.org/sdgs/goals/index.html

貧富の差の解消や、暮らしやすい街づくりなど、様々な人類の暮らしに関する目標がありますが、SDGsという言葉で一番初めに浮かぶのは、地球環境の問題への配慮、という印象ではないでしょうか。

様々な業界で環境に配慮した取り組みが求められており、対応が必要のない業種はほぼないといっても過言ではないかと思います。

そんな中私たちが事業を営む印刷業界においても近年環境への取り組みが進んできています。



環境に配慮された材料



バイオマスプラスチック

再生可能なバイオマス資源を原料にしたプラスチックで、ビニール袋や食品の包装材などにも使われています。

こちらは焼却した場合も、大気中のCO2の濃度を上昇させないという特徴があり、地球温暖化の防止し、石油などの限りある資源の消費を抑えることができる、ということで10数年前より普及が進んできています。

ソイインク(植物油インク)

その名の通り植物や大豆の油から作られるインクで、石油由来のインクでは問題となっている、環境や人体に被害を与えるVOC(揮発性有機化合物)が発生しないという特徴を持っています。

また、自然由来の成分のため分解もされやすく、比較的リサイクルしやすいインクです。



このように、バイオマスプラスチックやソイインクなど、それぞれ材料として環境への負荷を軽減するため普及しているものがあります。

そんな環境問題に対応した様々な材料、制度がある中、今回は日本印刷産業連合会が定める環境基準「グリーンプリンティング認定」という制度をご紹介いたします。



環境に配慮している印刷会社の証


元々印刷業界は有機溶剤を使用するインクなど、環境への負荷がかかる材料を使用しておりましたが、前述の通り世界的に環境問題への社会全体での意識が高まり、印刷業界にも環境に配慮された対応が求められるようになりました。

そこで印刷産業界業界団体である日本印刷産業連合会は環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を制定、グリーンプリンティング認定制度(略称:GP認定制度)のもと、基準に適合した印刷製品にグリーンプリンティングマーク(GPマーク)を表示できることとし、環境に配慮した印刷製品が広く普及することを目的に、日々制度を運用しています。


3つのGP認定制度

認定制度には、環境配慮された印刷工場を認定する「GP工場認定制度」、印刷工場が使用する資機材を認定する「GP資機材認定制度」、認定工場が製造した印刷製品にGPマーク(環境ラベル)を表示できる「GP製品認定制度」の三種類があります。

このように使用する材料だけでなく印刷製造する工場の環境などにも基準を設けることによって、印刷業全体で環境問題に貢献していく仕組みになっております。


SDGs(持続可能な社会を目指す活動)に貢献

グリーンプリンティング工場認定に適合することで、印刷会社は下記のような環境保全に関係する他の目標の実現に寄与しています。

グリーンプリンティング認定制度HPより引用

https://www.jfpi.or.jp/greenprinting/detail/id=1449


今後は印刷物の調達先もSDGsに貢献している企業を

これからの時代は自社だけでなくサプライチェーン全体で環境や人権問題に取り組むことは企業としての社会的な責任になっていくことになります。

そんな中で印刷物の調達にあたり、安心して取引していただける証として、グリーンプリンティング認定制度取得企業を選定の参考にするのも一つの手段になります。